黒部 赤木沢

日程    1996年 9月
メンバー  小野本 田中 赤澤

1日目

車で夜大阪を出発。有峰林道入り口で仮眠、ゲートが開くのを待って出発


2日目

車を折立に置き出発。三角点までの急登は疲れる。今回は登山靴なしで沢シューズのみで歩きとおすことにする。
太郎小屋で昼飯を食べて薬師小屋へ向かい下っていくが、いつのまにか登山道が木道になっている。以前尾瀬で木道を走って膝を痛めた事がよみがえる。今回は普通に歩いたので膝は大丈夫だったが沢シューズで歩いたので何回もこけてしまった。
つくづく木道には嫌われているようである。
薬師小屋でビールを仕入れて黒部本流を遡行して適当なところでビバーク。以前大漁だった小野本さんも今回は1匹位しか釣れない。
ツエルトを持ってきたはずが、なぜかテント。しかもポールなし(すみません、僕が間違えました)まあ、なんとか寝れたので良かったです。
ちなみに薬師小屋から上流はビバーク禁止だったらしいです^^;


3日目

黒部本流を遡行開始。けっこう水量も豊富だが簡単に遡行をすると、やがてダム状になっている赤木沢出会いに着く。
出合では数パーティーが休憩しており僕らも休憩。きれいな水が堰き止められていて、赤木沢に入るには胸まで入るかへつるか高巻きだが別パーティーはへつって取り付くが何人かは水に落ちてしまう。まあ落ちても流される訳でもなく無事通過。僕らも、へつって通過。僕らは無事通過。そこからは開けた渓相で明るく非常にきれい。今まで行った沢の中でも最も美しいと思う。ザイルも出す事も無く快適に遡行を続ける。きれいな滝を登ると又きれいな滝が現れるという感じで振り返ると日本離れした風景が広がっている。技術的にはまったく問題なく次々と遡行を続けると、やがて大滝が現れる。左岸にルートがあり赤澤君が始めての沢登だったので一応ザイルで確保するが、まあ問題なく登っていく。大滝を過ぎると間もなく源流の様相になってくる。最後の詰めは草付きの斜面を登っていくが、けっこう滑る。やがて稜線に出る頃には空が曇ってきて視界も悪くなる。赤沢岳に登って今日は太郎小屋に泊まることに。稜線に出てから太郎小山では結構距離があり、ややお疲れで無事到着。

 

 
  

4日目

今日は下山日。あとは、ただただ下るだけ。車に到着して無事帰宅。