夏の雲ノ平

日程      1992年7月上旬
メンバー    多数(14人)


1日目

大阪を夜行バスで富山に向かう。約10年ぶりの山への復帰。非常に不安(-_-;)


2日目

富山からマイクロバスで折立へ。早速の急登でヒーヒーいいながらなんとか三角点へ、あとは視界の開けた稜線伝いに太郎小屋へ、しかし久しぶりの山なので傾斜がゆるくなっても結構きつい。やがて太郎小屋でお昼を食べて薬師岳に登る数人と直接薬師沢小屋へ直接降りる組とに分かれて出発。当然僕は薬師沢直行!天気が悪く降ったり止んだりの天気で寒くて薬師沢小屋ではストーブのそばで体を乾かす。
元気な人たちは岩魚釣りへと出かけ釣果は大漁(^。^)刺身に骨酒にと豪華な夕食となりました。



3日目

予定では黒部川沿いに高天原に向かう予定だったが道が荒れているとの事で雲ノ平を経由することになり朝、小屋を出ると大雨で橋を渡って雲ノ平に行く道に滝が出来ていて通行不能。小屋の人がザイルを張ってくれたので、なんとか渡ったが全身びしょ濡れ靴の中も水が入りもう「どうにでもなれ」という状態。雲ノ平に登る急登はきつかったが、途中で雨も小降りになり、なんとか霧の雲ノ平へ。
寒さに震えて雲ノ平の小屋でコーヒーを飲んでいると誰かが「みんないるか」の一言で人数を数えてみると1人足りない!!
皆で大捜索の結果ようやく発見。無事に高天原へ出発。
急な道を下ってやっと今日の宿泊地高天原に到着。早速秘湯に入る。
小屋はランプしか明かりが無くなかなかいい小屋である。

 

4日目

今日の予定は岩苔乗越から双六を越え鏡平に泊まる予定で出発する。
久しぶりのいい天気最初はゆるい登りでやがて岩苔乗越の手前から急な登りになる。岩苔乗越では残雪に練乳をかけて即席カキ氷これはうまい!!
鷲羽岳を登り三俣山荘で昼食。三俣、双六を巻いていくが雪が多くバテる人も出てきて結構時間がかかり双六で泊まることに予定変更。

 

5日目

双六を出発して鏡平までは楽な道のりだったが鏡平からは急な下りが続く、早い人たちは走って降りていくが遅いグループは当然遅く、差は広がるばかり。
早い人たちが休憩しているところへやっと追いついたと思い僕らも休憩と思うと「出発」の一言でみんな出発。鬼!!
なんとか新穂高に着き昼のバスで高山へ大阪着は電車の遅れもあり結構遅くなる。